Silent

岸本麗央STORY

REDもんSTARは全国ツアーを目前に控え
厳しいリハーサルの日々を送っている。
麗央（レオ）は振り付けの一つひとつに細かく目を光らせていた
一方、直人は
「感情表現」をもっと引き出そうとする。

ツアー初日、レオと直人が同じパートを踊る場面で
直人は意図的に振り付けを変えてみせる
その自由な表現が観客には斬新に映り
大きな喝采を受けるが
レオにとっては「振り付けへの冒涜」として受け取られる
公演後、レオは直人を問い詰めるが
直人も負けじと言い返し二人の対立は激化する

ツアー中盤、直人の表現力に注目が集まり
振付師のレッドも彼の才能を認めるようになる

レオと直人の考え方は正反対だが
二人がぶつかればぶつかう程　二人は次第に引き合い
メンバーに隠れて付き合う事になる

ツアーファイナルの公演で
レオと直人はソロダンスパートで直接対決する形になる。
二人のパフォーマンスはまるで互いの感情をぶつけ合うような
激しいものとなり観客を圧倒する
直人の踊りが感情に流されすぎたため
最後の動きで振り付けを大きく外してしまうが
その瞬間、レオはあえて直人に合わせ
舞台上で一瞬の沈黙を作り
この対応により会場は大きな拍手に包まれる

公演後
直人はレオに「自分の踊りには何が足りないのか」と
問いかける。レオは静かに答える。
「踊りは戦いじゃない。響き合うもの。」
その言葉を残し
直人はその言葉の意味を理解しようと決意し
グループでの立ち位置を見直し
REDもんSTARの為にもっとレベルを上げる為
渡米する事を決めた
レオは
「これがREDもんSTARの新たな始まりだ」と微笑む

茜と萌々香の
卒業公演に
レオはステージに向かったのだった



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こちらの曲は
あかぼしカンパニーシュールな舞台の
ストーリーとリンクした一曲です
この曲を聴くことで舞台の中の
その役の背景や物語が感じられる
一曲になっております