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別所神社コンサート (Live)

馬島昇

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トラックリスト

01.  AFTER (Live)

02.  千日紅-ひと夏の夢 (Live)

03.  Rianon (Live)

04.  ふるさと (Live)

05.  光と風の道 (Live)

06.  月の雫 (Live)

07.  心の中のひと (Live)

08.  埴生の宿 (Live)

09.  迷宮の丘 (Live)

10.  寝顔 (Live)

11.  哀しみの果てに (Live)

12.  手紙 (Live)

13.  ジェラシー (Live)

14.  再会 (Live)

15.  寝 顔  (Guitar Solo. Ver)

別所神社「宿の日コンサート」を収録('03)

12回目を迎えるというこのコンサートは、神社が舞台というだけあって
今までは邦楽が中心だったらしい。因みに前年は津軽三味線だったという。
そしてこの年の出演が急遽私に決まった。
コンサート当日は荘厳な雰囲気の中、静かな昂揚感があった。
リハーサルの途中激しい夕立がありリハは一時中断する。
つい先ほどまでのけたたましい蝉時雨は、いつのまにか雨音に変わっていた。
やがて雨は小降りになり、そして完全に止んだ。
どこかに隠れていた蝉たちが、再びけたたましく鳴き始めた。
風は・・・今度は我々に向かって吹き始めたようだ。
15分押しで、いよいよコンサートの火蓋が切られた。
かがり火の炎が勢いよく燃え上がる。やがてその煙は
ステージの照明と溶け合いスモークの役目を果たし始めた。
3曲を弾き終えると、いつのまにか会場内は-静寂な夜の海-のように
静まり返っていた。そして中盤の「心の中のひと」あたりから、会場の密度が
ぐっと凝縮されてくるのを感じた。「哀しみの果てに」そして新曲の「寝顔」と
3曲続けて弾き終えた頃には、会場全体がある種のオーラに包まれているような
感覚に陥った。
「今日は何かが降りてきています」と私はステージで冗談交じりに話していたのだが
実はこの時けっこう真面目に言っていたのである。波動の高い何か目に見えない存在が、暖かく会場を見守ってくれているような気がした。
気が付くと私はいつになく寡黙になり、次々とギターを持ち替えながら完全に一人の世界に没頭していた。もはや言葉など必要ないのだろう。そのことは客席の表情からも
うかがい知ることができた。
アーティスト写真

馬島昇

日本のニューエイジ系アコースティックギタリスト、作曲家。
オリジナルの変則チューニングを用い、ノスタルジックで透明感溢れる独自の映像音楽の世界を表現する。1991年1stアルバム「AFTER」を制作。1995年ポニーキャニオンよりアルバムCD「LIFE」でメジャーデビューする。アルバム収録曲は数々のドキュメンタリー番組等のBGMでオンエアーされた。
現在はフリーの作曲家、アーティスト。
日本音楽著作権協会(JASRAC)会員
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