単純で単純な

＜単純で単純な／Tanjun de Tanjun na＞

誰もいないはず 気がつかない
一体何か起こる前 君だけがいたのにね

試したい なぞる窓の水滴を
毎夜 プライド 踏んだり蹴ったりさ
味がしないガムを溶けるまで噛んだら
ゆかりのある謎のスケールを読み解く

優しくなけりゃ自分を理解できない
焚き火の前で暖をとろうったっていずれ夢の都だ
テリトリーもない だけど信じたい
サーチライト 照らせない 名もない星に寝転びたい

汚れた心 見せ合った 丸腰の空間に守られた
むせ返る世の中を巡ると 果てしない湾外沿い 咲くバラは
耐えられない つぶやく人 癒しながら枯れてくよ
傷つけた人と傷つけられる人を
蝕んだ精神と無視できない本能

勝手口から入り込んだ者 右にいく
他人の目にはボヤけたモザイク
緑の葉の間 昆虫とワルツをした
同じような 大きさになっていると喜ぶんだ

安全な言葉なのに出てこない
バカにしあって冗談だって済まなくなる前にさ
適当が良いね 適度に触れまして
明日休めるかと期待して体温計を挟む

汚れた心 見せ合った 丸腰の空間に守られた
むせ返る世の中を巡ると 果てしない湾外沿い 咲くバラは
耐えられない つぶやく人 癒しながら枯れてくよ
傷つけた人と傷つけられる人を
蝕んだ精神と無視できない本能

アンバーを連れてどす黒い
偶奇に十字が光る 甘い鞭をくれよ
単純で 単純な 言葉をしらないか
単純で 単純な 言葉をくれないか
大真面目 誰も居ないのにな

誰も居ないはず なぜか音がする
一体僕は誰なんだ 君だけがいた
今は幻 行末恐ろしい
ようは消えたら最初に戻れるらしい

泣いたらスッキリするし 大切な言葉は単純
またも自覚する日 必要なのは練習
君は幻か 行方知れずだしな
今日は起きたら最初に戻れるらしい