ぐりーんタイム

緋村 蛍STORY

蛍はダンススタジオの光る床の上で、
いつも楽しそうに踊っていた。
彼女にとってダンスは心を自由にする特別な時間だった。

ある日、蛍の心はドキドキと高鳴り
まるで舞台のスポットライトが彼に近づいたように感じた。

英明は柔らかな笑顔を持ち
ダンスの腕前も素晴らしかった。
蛍は彼に一目ぼれし
毎回のレッスンが待ち遠しくて仕方がなかった。
ダンススタジオでは
REDもんSTARたちと一緒に過ごす時間も楽しかった
メンバーは蛍の恋の話を聞いて盛り上がり
いつもお茶会を開いてお互いの悩みを話し合っていた。

「蛍、誠くんに告白してみたら？」と、
メンバーの一人が蛍に笑いかけた。
「アイドルだって、恋をすることは大事なんだから！」
と励ましてくれるたび、蛍はその言葉に背中を押された
アイドルとしての自分と普通の女の子としての自分。

そして、ついにその日が来た。
蛍は心の中で何度も言葉を練習し、勇気を振り絞って
スタジオの片隅で蛍は英明を呼び止めた。

「英明君、ちょっと話があるの」と、少し怖い声で切り出した。
英明は驚くように振り返って優しい目で蛍を見つめた。

「何、蛍？」と彼が笑顔で答えた。
蛍は　その笑顔に心を奪われ、無意識に気持ちを伝える決意を固めた。
「私、ずっと英明君のことが好きでした。
お茶だけでも、一緒に行きませんか？」
蛍の言葉に、英明は少し考えて　
そして、優しく微笑んで言った。

蛍はその言葉を聞いて、
心の奥底から安心感が湧き上がるのを感じた。
蛍の勇気が通じた瞬間だった。

英明との特別なお茶会が始まる。

公演当日　初めて英明からの電話
「今日の茜＆萌々香卒業公演が終わったら
お茶会しよう」
と電話があった

今日の蛍のダンスは絶好調だった



こちらの曲は、あかぼしカンパニーシュールな舞台のストーリーとリンクした一曲です
この曲を聴くことで、舞台の中のその役の背景や物語が感じられる一曲になっております